こんにちわ
先日ドメイン移管をしたんですよ。ネームサーバーも変更となるドメイン移管だったのですけど、何故か名前解決ができない事態が起きまして、指定事業者に問い合わせたところwhoisのネームサーバー指定が間違っているだけでした。結果だけ聞くとそれはそう、と思うのですがwhoisが名前解決に直接影響している意識がなかったので勉強になりました。
その結果を知った上でレジストラ(JPRS)の資料や、指定事業者のドキュメントを探してみたのですが、特に明記されてはいない様に思うのでドメイン移管で名前解決ができない場合はwhoisのメールサーバー設定を疑ってみるというのも一つありますよ、とお伝えしたいなと思いました。僕が調べた時の資料も一応以下に添付しておきます。
whoisのネームサーバー設定変更後に確認したこと
普段ドメイン移管をすることなんて滅多にないので、次回またやる時にまた1から調べるのも大変そうですし、皆さんにも気づきになる部分あるかもしれないので、今回ネームサーバーの切り替え設定前後で確認した手順についても記載しておきます。
1.権威DNSサーバー(ネームサーバー)を直接指定で名前解決できるか
nslookup [確認該当ドメイン] [権威DNSサーバーのホスト名]
もしくは
dig @[権威DNSサーバーのホスト名] [確認対象ドメイン]
このコマンドの実行結果はwhoisのネームサーバー設定の変更前から正常に応答ができていたので、ゾーンの設定が正しそうというところまで確認できていました。ただネームサーバーの変更は48時間程度時間がかかる可能性があるのでただ時間がかかるものだと最初は思っていました。。。
2. GoogleのパブリックDNS(8.8.8.8)を利用して名前解決できるか
確認方法は、1の手順と同様です。DNSサーバとして指定するのが権威DNSから、キャッシュDNSとして機能するGoogleのパブリックDNSに変更となっている点になります。whoisのネームサーバー設定変更後、GoogleのパブリックDNSへの反映は数十分程度で反映されているのを確認できたので案外早かったです。
3.DNSの伝搬の確認
以下のサイトでDNSの伝搬状況を確認できるので少なくとも始まっているのか、進捗しているのかは確認しました。
4.あとはしばらく待つ
上記までの確認でDNSの伝搬が始まっていることまでは比較的早い段階で確認できたのですが、実際にブラウザからのアクセスなどで体感として切り替わるところまでは結構時間かかりました。5時間経過である程度設定変更後の内容の名前解決ができる様になっていました。12時間程度の後には体感ではほぼ切り替わった印象がありました。
おわりに
僕にとっては普段あまりしないことであったり即時で反映できない類のものだったりするので、今回こうしてやったことをまとめられたのは、特に自分にとってよかったなと思います。「忘れないうちに書く!」、大事。わかっていてもすぐ書き忘れ、そして脳内からも消え去り、毎回苦しむということよくある気がします。。。
でわでわ!
この記事へのコメントはありません。